外壁・屋根・水回りのリフォームは
三建材にお任せください

コラム・お客様の声

屋根の釘や板金が浮いている? 気を付けるポイントは?

屋根の釘

神奈川県相模原市にある株式会社三建材です。普段から屋根の状態がどのようになっているのかを把握している人は、少ないのではないでしょうか。しかし、屋根の釘や板金は時間が経つにつれて劣化していき、浮いてくることもあります。

そこで今回は、屋根の釘や板金が浮くことで何が起きるのか。そして、修理をする際に気をつけるべきポイントは何なのか。これらについて詳しく解説していきたいと思います。

 

 

屋根の釘や板金はどこの箇所?

屋根の釘

屋根の板金とは、屋根の周りに使われる、主にガルバリウム鋼板製の金属の板のことを指します。板金は、屋根の周りから雨水の侵入を防ぐことを目的として設置されています。

板金は大きく分けて5種類あります。

1.棟板金

屋根材の接地面に取り付ける板金で、屋根材を固定する役割があります。

2.谷板金

屋根の谷に取り付ける板金で、屋根に流れる雨水を地上に流す役割があります。

3.軒先水切り

屋根の軒先の部分に取り付ける板金のことです。

4.けらば水切り

屋根のけらばと呼ばれる端の部分に取り付ける板金のことです。

5.雨押え水切り

屋根の壁際に取り付ける板金のことです。

 

板金が浮いていると言われる時は、これら5種類の中で、「棟板金」が浮いていることを指します。

なぜ板金が浮いてしまうのかというと、寒暖差や経年劣化によって板金を止めている釘が浮いてきてしまうことが原因です。夏場の日中は板金が熱膨張をし、気温が下がる夜に膨張した板金が縮み、その際に釘が緩んでいってしまいます。また、板金を止めている釘が錆びていき、そのサビが釘穴を広げて、釘が浮いてきてしまいます。このような要因が重なり合ってだんだんと釘が浮いてきて、板金も同時に浮いてきてしまいます。

 

 

浮いていると起こるトラブルは?

屋根の釘や板金が浮いてしまっていると、思わぬトラブルが起きてしまうことがあります。では、具体的にはどのようなトラブルが起きてしまうのでしょうか?

 

トラブル1.雨漏りが発生する

釘が浮いてしまったことで、隙間から雨水が侵入してきて雨漏りが発生してしまう恐れがあります。雨水は家全体に侵入していき、家を支える木材や柱を腐食させてしまう可能性もあります。他にも、貫板(棟板金の中に入っている、屋根材と板金をつなげる役割を担っている板)の木部が傷んでしまうこともあります。

そうなると、家の寿命を縮めてしまうことにもなりますし、修繕費も何十万という費用がかかってしまい、単に釘を打ち直す費用以上かかってしまうことになります。

 

トラブル2.屋根材が飛んでしまう

釘が浮いたまま放置していた時に台風が通過してしまったら、板金や瓦が飛んでいってしまう可能性があります。屋根に沿って吹き上げる風が吹いてしまうと、浮いてしまっている板金の隙間に風が入り込み、簡単に屋根材が飛んでいってしまいます。板金は金属なので鋭利な部分があり、仮に物や人に当たってしまった場合は大きな事故につながる危険性があります。

 

トラブル3.自宅のダメージだけではなく、二次災害を起こす可能性がある

屋根材が飛んでいく話につながるのですが、屋根材が飛んでいってしまったら、板金や瓦が人に当たり怪我をさせてしまう可能性もあります。板金を止めている釘も鋭利なので、人に当たってしまった際に怪我をさせてしまうことは大いに考えられます。また、屋根材が飛んでいき近隣の住宅の敷地内に入ってしまった場合にも、近隣の方とトラブルになってしまうことも考えられます。

 

 

訪問営業で言われたけど信じて大丈夫?

訪問営業の図

訪問営業できた業者の人に、「屋根板が浮いてしまっている」と言われた時に、本当かどうかわからず困ってしまうことがあると思います。嘘をついているということも考えられますが、もちろん全ての業者が悪徳というわけではありません。

しかし、悪徳業者を見分ける方法がわからない人の方が多いと思うので、もし、「屋根板が浮いてしまっている」と訪問業者に言われた際には、その場ですぐその業者に頼まず、他の業者にも見てもらうようにしましょう。例え、「今契約してくれたら安くします」と言われたとしても、その場で話を進めずまずは見積もりを取って判断するようにしましょう。

また、「屋根に上がって状態を確認したい」と言われた際にも、すぐに屋根に上げないようにしましょう。もし屋根に上げたとしても自分で屋根の状態を確認することはできませんし、悪徳業者の場合は屋根材をわざと壊して修理が必要と迫ってくるリスクもあります。

どのような状況であっても、訪問営業の人が来た場合にはその場で何かしてもらうことはせずに、一旦他の人に相談をするようにしましょう。

 

 

本当に浮いている場合は補修が必要です!

他の業者にも見てもらい、本当に屋根板が浮いてしまっている場合は、すぐに補修が必要です。浮いているまま放置してしまうと、先ほど説明したようなトラブルが発生してしまう恐れがあるので、業者に頼んで補修をしてもらうようにしましょう。

 

 

屋根や外壁のトラブルは三建材にお任せください

板金を止めている釘は築7〜10年ほどで浮いてきてしまうと言われていますが、自分の家の状態をしっかりと把握している人は少ないので、トラブルが発生してから板金が浮いていたことに気がつき、修理をしてもらうことが多いです。

釘を打ち直すだけであれば修繕費は大きくならないので、雨漏りや屋根材が飛ばされるなどのトラブルが発生する前に修理を行いましょう。

また、修理の依頼と同時に火災保険の見直しも対応することができますので、まずはご気軽にご相談ください。

問い合わせフォーム、LINE、電話などでお問い合わせください。