葺き替えはオススメできません。その前に小まめなメンテナンスを
神奈川県横浜市で屋根修理・屋根塗装を手がけている三建材です。
屋根修理と一口に言っても、様々な工法があります。状況や目的に応じて、私たちはベストな工法を選んでご提案しているわけですが、工法によってコストも工期もかわってきます。工法の選択はとても重要なので、三建材ではお客様にご納得いただけるようにご説明しています。
ただ、工法の説明をお客様に一切せずに、割高な工法を選択してしれっと工事をしてしまう業者がいるのも、残念ながら事実です。たとえば、私たちは屋根修理で「葺き替え」をお客様にお勧めすることは滅多にありません。
葺き替えは100万程度の大仕事!
葺き替えをオススメしない理由はシンプルに「高い」からです。葺き替えでは、100万円程度がかかる場合がほとんどです。
ですが、葺き替えまでしなくても、別の方法で対処してみせるのも、屋根修理業者の腕のみせどころだといえるでしょう。逆に言えば、葺き替えを安易にオススメしてくる屋根修理業者は、あまり信用しないほうがいいでしょう。
葺き替えよりもメンテナンスを!
とはいえ、確かに、長期間にわたってメンテナンスが何もなされていない屋根では、葺き替えが必要になってしまうことも事実です。
ですから、私たちが屋根修理業者として皆様にお願いしたいのが、定期的に屋根のメンテナンスを行うことです。10年と言わずに、数年スパンで屋根のメンテナンスを行っていけば、一回一回のメンテナンスにお金がかかってしまうとしても、葺き替えが必要になるような深刻な事態を防ぐことができます。
また、屋根の葺き替えが必要な状態というのは、いつ雨漏りが起きてもおかしくない状態だということを認識しておいてください。雨漏りが起きると、家財がダメになってしまうばかりか、住宅の木材がダイレクトに濡れてしまうことで、腐ってしまう恐れがあります。葺き替えが必要なほど屋根を放置するのは、全く得策ではありません。
自分でできる屋根チェック
屋根の状態というのは、屋根の上にハシゴであがってみないと正確にはわかりません。ですが、簡単なチェックなら皆様でも行うことができます。
たとえば、下記のような項目で点検してみてください。
・軒天にしみがある……小さな雨漏りが、実はひっそりと進行している可能性があります。
・雨樋が破損している。あるいは歪んでいる。……雨樋が正常に機能しない状態は、屋根に水がたまる原因です。
・棟の釘が抜けている……風などで釘は実は抜けてしまいます。棟から水が入ると雨漏りが発生します。
・瓦の破片が落ちていた……瓦の破損も雨漏りの原因です。
・屋根が茶色くなっている……瓦や塗装が耐用期間を過ぎてしまったことが考えられます。
屋根修理はやはり専門業者に
今回は、葺き替えが必要な状態になる前に、メンテナンスを定期的に行った方がお得なことをお伝えしました。
屋根修理の仕事は、実は、屋根専門ではない業者が行っていることがあります。大工さんが行っているケースはよく見ます。
しかし、屋根修理は専門業者に頼んだほうが良い理由があります。屋根の扱いや構造に詳しくないと、屋根を破損させてしまうことがあるからです。釘を打ってはいけない箇所に、釘を打ってしまってトラブルにつながるケースが後を絶ちません。
私たち三建材は、信用を第一として、お客様にご納得いただけるように丁寧な説明をして工事を進めている屋根専門業者です。屋根についてお悩みのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。