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屋根修理の見積もりは必ず比較を!項目と依頼ポイントについて解説

家 見積もり 設計図

神奈川県を中心に屋根修理・屋根リフォームを手がけている株式会社三建材です。

今回は費用項目が細かくて、なかなか理解しにくいと言われている「屋根修理の見積もり」について、内容を一つ一つ解説していきます。

なお、見積書には記載されていない項目もあるため、見積書に目を通した際に疑問があれば些細なことでも質問するようにしましょう。

 

 

屋根修理の費用項目と解説

見積書 電卓

足場・足場シート

屋根修理を行うための作業足場のことです。

足場シートは屋根修理を行う際に、下に材料が飛散しないよう保護するためのシートです。

大手ハウスメーカーでは足場代が1500円/平米、シート代が200円くらいが相場となっています。

なぜ大手メーカーと比べ安いのかというと、「三建材との作業は円滑でやりやすい」と足場屋さんから評価していただき、特別価格で作業していただいているからです。

足場に感しては値段が安いから悪い、というものではありません。

 

既存瓦解体撤去

取り替える瓦を剥がすことです。

 

野地板

既存の下地となる耐水ベニヤの上に、新しい板を貼る工程です。

一般的には9mmか12mmのものを使用します。

質の低い、薄い野地板を使ってしまうと野地板が反ってしまうので、厚い板を使用するのが吉です。

屋根修理診断をして、屋根が抜けそうだと判断した時は特に厚い野地板を使うようにしています。

 

防水シート

別名ルーフィングといいます。

見積書に使用している防水シートの種類を記載する場合と記載しない場合があります。

三建材では必ず使用する材料を明記していますが、例えば他社に見積もりを依頼した際に種類が記載されていなかった場合は直接聞いて確認した方が安心です。

Pカラーという防水シートはとても安く、新築ではほぼこれが使用されています。

防水シートの費用はピンキリで、20mで3,000円のものから6,000円を超えるものまであり、費用の違いは

⑴粘着があるかないか。粘着付きの方が高い

⑵シートが熱に強いか弱いか

の2点になります。防水シートは大きく見積もり内容が変わるポイントなので注意深く確認してみてください。

 

屋根の商品

ここにはコロニアル、瓦など選んだ商品が記載されています。

 

軒先唐草

屋根の軒先につけるものです。水を回り込ませないように返しがついています。

軒先唐草は目立たない部品ですが価格差があり、純正品をしっかり使用するか金物を自分で折って使用する職人がいます。

三建材は全て純正品を使っています。純正品を使わないとメーカーの保証対象外になる恐れがあるので注意が必要です。

 

ケラバ

屋根の横部分に使用する金物です。横から屋根の下に水が入らないように止めるためにつけます。

 

屋根のてっぺんの部分です。雨押さえが木の場合は釘を打ちますが、樹脂だった場合はビスを打ちます。ビスの方が抜けにくく、費用も高くつきます。

 

雨押さえ

棟の下に引く抜き板のことで、継ぎ目や隙間に雨が入らないようにするパーツです。このパーツを木にするか樹脂にするかで費用が変わってきます。樹脂は腐らない分、値段も高くなります。

 

下り

屋根と屋根の継ぎ目に雨が入らないようにするパーツです。

 

一階部分の屋根と壁の間に雨が入らないようにするパーツです。

 

屋根が複雑な形状をしている時に雨水をスムーズに流すために取り付けるパーツです。

屋根の下から水が入り込まないよう返しがついていますが、純正品かどうかによって雨漏れのしやすさが変わってきます。

 

雪止め

雪が落ちないように止めるパーツで、屋根に直接取り付けます。

このパーツには鉄製のものとスタンレス製のものがあり、昔の屋根は鉄の雪止めを使っているものが多いです。鉄製だとサビやすいので、雪止めが原因で周辺箇所もサビてしまうことがあります。

三建材ではサビを防ぐために、全てステンレス製ものを使用しています。見積書には鉄製かどうか記載されていないことが多いため、個人で確認した方が良いでしょう。

 

処分費

その名の通りゴミを処分する費用です。これは必ず見積書に記載されている項目になります。

 

諸経費

20%までの額は見積書に記載できるようになっています。諸経費に関しては会社によって違いがあるのでこの項目に関してもしっかり確認した方が良いでしょう。

三建材では諸経費を取っていません。

 

 

業者によって違うのはなぜ?

ここに関しては業者側の仕入れ事情であったり、「この工法、この材料で工事をやろう」という判断が違うことが大きな原因と考えられるでしょう。

ですので、必ずしも「費用が高い=ぼったくり」であったり、反対に「費用が安い=材料が粗悪」とは限りません。

ただし、素人目線からしたら、何が違うのかよくわからないことも多いと思います。次のことに気を付けましょう。

 

 

こんな見積書、業者には要注意!

見積り書に対してこちらから質問をした際に、はっきりした回答をしない業者には要注意です。

というのも、提出された見積書の中で施工箇所や使用する屋根材、金額などに対して説明できない場合は、不用意に何か上乗せしたり、必要以上に値段の高い屋根材や工法などしようとしている可能性があるからです。

中には下記のようなトラブルもあるため、「どこまで確認したら良いのか」というラインをぜひ参考にしてみてください。

 

ケース1.今回の屋根修理はこの金額に対してどの範囲まで行なわれるのか

「屋根」と聞くと一般的には、家の屋根全てをイメージすると思います。

業者の中では上屋根(言葉の通り、家の屋根の上側の部分)と下屋根(玄関部分などの屋根)と分けて呼ばれており、業者側で勝手に「上屋根だけ」と認識して話を進めているなんてこともあります。

ですので、「屋根修理=全ての屋根をやってくれるだろう」と思っていたら、実は違ったというケースもあるので注意が必要です。

<実際にあったトラブル>
屋根のどこまでを修理するかで、業者側とお客様で食い違いが発生してしまいました。お客様側は、屋根の全ての範囲をやってくれるものだと思い修理をお願いしていたのですが、業者側は上屋根の修理だけを想定して見積りから工事を行っていました。

その後、玄関の屋根だけ工事されてないことに気づいたお客様は業者に確認をしました。すると、「下屋根のところは別扱いなので」と別途金額を提示してきて、想定以上にお金がかかってしまったということがありました。

この場合は、確認不足というよりも業者側の意図的な説明不足とも考えられますが、このようなトラブルも起きる可能性は往々にしてあります。どの範囲までやってくれるのか確認するに越したことはないですね。

 

ケース2.ちゃんと屋根にあがって確認してくれているか

当たり前のように感じるかもしれませんが、中には屋根に上らず写真だけ見せて修理を進めてくる悪い業者もいます。
屋根に登って確認をし、修理が必要な箇所の説明までしっかり行ってくれるか。ここも実は大事なポイントです。

<実際にあったトラブル>
何の問題もなかったのに修理を進められたケースで、訪問販売で来た業者から、家の屋根の画像を見せられて修理を進められたお客様の話です。

その後、三建材に相見積もりのご依頼があり確認しに行ったところ、画像のような症状は家の屋根には確認できませんでした。家の屋根に上がり確認していたので改めて画像と見比べると、その画像が実は家の屋根の画像ではなく全く別のものだったことが発覚しました。

実際、修理の必要がなかったので屋根修理は行わずに済みましたが、相見積もりを取っていなければもう少しで騙されるところだったというケースでした。

 

 

複数の業者から見積もりをもらって比較しましょう

上記でお話ししたようなトラブルを回避するためにも、三建材は複数業者から見積りを取って比較検討することを強くお勧めしています。

実際に、お客様にも相見積もりを取るよう進めています。他社と比較した際に、「三建材の方が高い」ということも勿論ありますが、「なぜ高いのか、どこに費用が掛かっているのか」という説明はしっかり行っています。中には、金額は三建材の方が高かったけれど、しっかり対応してくださったのでという理由で依頼してくださったお客様もいらっしゃるくらいです。

 

 それぞれの項目で注目すべきポイントを理解すれば見積書も怖くない!

家 チェック

作業を行う業者側とお客様側で、意識のすり合わせができていないケースもありますが、中には悪質なやり口で高額な費用を請求しようとする業者も存在します。

まずは、相見積もりを取りながら不明瞭な点はそれぞれの業者に確認をして、適切なコミュニケーションを取ってくれているかの確認も必要です。

三建材では、無料相談の段階から、屋根に実際に上がって写真を撮ることできるため、屋根がどんな状態なのか見ていただいくことができます。

まずはお気軽にご相談ください。依頼するにあたり不安な点や疑問などがあれば、解決できるよう対応いたします。
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