外壁・屋根・水回りのリフォームは
三建材にお任せください

コラム・お客様の声

屋根補修はカバー工法と葺き替えどっちが良い?

こんにちは!

神奈川県を中心に屋根修理・屋根リフォームを手がけている株式会社三建材です。

屋根補修の際に「カバー工法」と「葺き替え」で迷われる方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、それぞれの特徴を踏まえたうえでどちらを選べばよいのか、ご紹介していきます。

 

カバー工法と葺き替え、ここで選ぼう!

どちらか判定している男性

屋根リフォームには、大きくカバー工法と葺き替えの2種類の方法があるので、それぞれの特徴を抑えた上でよく考えて選ぶ必要があります。ただし、お住まいの屋根によって、もしくは条件によっては選択肢がないケースもあるので注意してください。

 

そもそも、カバー工法と葺き替えを検討するタイミングは?

 

屋根はどうしても紫外線や雨風といった、外気の影響を受けやすいです。そういったダメージが蓄積していくことで劣化を早めていきます。

屋根材によって劣化具合が異なりますが、

・スレート屋根の場合は、反りやひび割れ

・金属屋根であれば穴が空いてしまう、錆びてしまうなど

・セメント瓦の場合、かけや割れなど

これらのように、屋根材ごとに劣化のサインが生じてきます。

 

ちなみに、大前提として前回の屋根補修でカバー工法をやっていると、次は必ず葺き替えになります。

葺き替え作業時に発生するアスベストの処分費やごみの廃材費なども考えると、カバー工法の方が安いため、選べるのであればカバー工法をおすすめします。

 

 

カバー工法と葺き替えの特徴

カバー工法と葺き替え、それぞれにどのような特徴があるのでしょうか?

 

カバー工法

カバー工法とは、もともとある屋根の上に新しい屋根材を張る作業のことを指します。「重ね葺き」などと呼ぶこともあります。

耐用年数の短いスレート屋根(カラーベスト屋根やコロニアル屋根など)の屋根リフォーム工事に多く用いられる傾向があります。

 

上に重ねる屋根材は軽いことが条件となり、瓦屋根以外のスレート屋根・金属屋根・アスファルトシングル屋根などがカバー工法に適していますが、金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根など)を使用するのが現在では主流です。

 

カバー工法のメリット・デメリット

カバー工法のメリットとデメリットをそれぞれ見てきます。

 

カバー工法のメリット1. 工期が短く済む

屋根のサイズによっても変わってきますが、カバー工法では解体や撤去の作業がないため、トータルのリフォーム期間が少なくなるケースがあります。

通常、葺き替えを行うリフォームの場合、期間は1週間〜1ヵ月程度かかりますが、カバー工法であれば1週間以内〜2週間程度でリフォームが完了します。

 

カバー工法のメリット2. 断熱性や防音性、防水性が高まる

カバー工法を行った屋根は、古い部分と新しい部分の二層構造になります。ですので、屋外の気温や雨音が室内に伝わりにくくなる効果が期待できます。

ですが、本格的な断熱工事や遮音工事に比べると、どうしても効果は薄くなります。

 

カバー工法のメリット3. 費用を安く抑えることができる場合も

先ほど、「工期が短く済む」の項目でお話ししましたが、カバー工法では新しい屋根をもともとあった屋根に重ねるだけになるので、古い屋根材の撤去などの費用や人件費が発生しません。

一般的な葺き替え工事に比べると、全体的にかかる費用は抑えることができるでしょう。

 

カバー工法のメリット4. アスベストを含む場合は処理費用がかからない

このケースは対象となる住宅が限られると思いますが、カバー工法の場合はアスベストの撤去費用がかかりません。

というのも、通常アスベストを含む屋根材を葺き替える際は、通常の屋根材に比べて、数十万円の追加費用が発生します。

カバー工法では、屋根材の撤去作業が少ないため、アスベストが飛散する恐れがなく費用を抑えることが可能です。

 

カバー工法のデメリット1. 下地は新調できない

カバー工法のデメリットとして、新しい屋根材を重ねるだけになるため、もともとある下地を変えることができません。

下地が傷んでいる場合は、葺き替えを行う方が良いでしょう。

 

カバー工法のデメリット2. 使用する屋根材が金属系になってしまう

一般的に使用される屋根材のなかでは金属系ものが圧倒的に軽いことから、カバー工法時につかえる素材も、「ガルバリウム鋼板」や「アルミ」など金属系になってしまいます。

 

 

葺き替え

瓦屋根の葺き替え

葺き替えとは、屋根の表部分を補修する工事だけでなく、屋根を全て一新するリフォームのことです。葺き替えではカバー工法と違って、もともとある屋根の下地から表面までを丸ごと新品へと取り替えます。

 

ただし、建物の形状や状態によっては全体でなく、一部分だけを下地から表面まで取り替えることで済むケースもあります。

 

葺き替えのメリット・デメリット

葺き替えのメリットやデメリットも確認しておきましょう。

 

葺き替えのメリット1. 下地も一新できる

葺き替えの場合は、カバー工法と違って屋根材の下地も取り替えるので、雨漏りなどのリスクを抑えることができます。防水面では非常に大きなメリットになります。

 

葺き替えのメリット2. 屋根材の寿命を伸ばせる

屋根材を一新するので、屋根材の寿命が非常に伸びます。現在住んでいる住宅に長く住みたい場合は、大きなメリットになるでしょう。

 

葺き替えのデメリット1. 費用が高くつく

工事費用に関しては、カバー工法よりも葺き替えのほうが、基本的に高くなりやすいです。

長期的に見れば、葺き替え工事の方が、トータルコストを安く抑えられるケースもありますが、1度に出る費用が高くついてしまうため、負担になりやすいでしょう。

 

葺き替えのデメリット2. 状況によっては雨漏りのリスクが多くなる

葺き替え工事は、工期が長く、時期によっては工事中に雨漏りが発生することがあります。

 

 

カバー工法で対応できないこともあります

屋根補修の風景

カバー工法に関して懸念される点として、よく挙げられることがあります。それは、「苔がなかで繁殖してしまう」ことです。

しかしながら弊社では、施工より前、苔が目立つようであれば、あらかじめ苔を洗ってからカバー工法にあたるのでその心配には及びません。

 

さて、ここまで「葺き替え工法」、そして「カバー工法」について詳しくお伝えしてきましたが、弊社では施工方法に迷っているのであれば、コスト面を考えて「カバー工法」をオススメしています!

ですが、カバー工法は施工ができない屋根も存在するので注意が必要です。

 

例えば、屋根の下地の板が腐っているケースです。

所々の小さな痛みであれば補修をしてより施工にあたることが可能ですが、屋根の全体が腐っている場合、施工は厳しいと判断せざるをえません。そして今後の雨漏りのリスクや、定期的なメンテナンス費用を考えた場合、「葺き替え工法」の方がトータルのコストとして安くなるケースもございます。

 

 

屋根のトラブルは三建材にお任せください!

屋根の修理やメンテナンスは屋根材や、状況に合わせて対応するようにしましょう。

他にも費用の面や業者によっても異なる点があるので、三建材では相見積もりを取ることもおすすめしています。

 

三建材では、無料相談の段階から、屋根に実際に上がって写真を撮ることできるため、屋根がどんな状態なのか見ていただいくことができます。

まずはお気軽にご相談ください。依頼するにあたり不安な点や疑問などがあれば、解決できるよう対応いたします。

 

問い合わせフォーム、LINE、電話などでお問い合わせください。